Deserted Islandの裏側

ファズ・オーバードライブ・ディストーションが1つのペダルになった究極の歪みエフェクター”Deserted Island”の製作背景をご紹介します。

始まりはお客様からのオーダー

Deserted Island製作の『ゲルマファズとKCOD-1、Recipe “79”が一体になったペダルを作れませんか?』というお客様からのご要望からでした。

以前販売したKCOD-1

KCOD-1は以前、数量限定で販売したクアッドIC期のOD-1を再現しつつ、バッファーを2種類内蔵したオーバードライブです。

使用していたオペアンプ「レイセオンRC3403」は現在入手が非常に困難なパーツです。

Recipe “79”

Reciep “79” Homebrewing Over Driveはクランチからブラウンサウンドまでを網羅した幅広いゲインセッティングが可能なオーバードライブ・ディストーションです。

この二つの歪みとゲルマファズを合わせた一台を作ることが今回のコンセプトでした。

高品質かつ希少なパーツをセレクト

今回のペダルは希少性の高いパーツや高品質なパーツを特別にセレクトしました。

ファズには国産のビンテージトランジスタ『2SB175』をチョイス。

こちらのトランジスタはアナログマンのSunFaceでも使用されているもので、NKT275の代替品としても使われているようです。当方はこのトランジスタをまとまった個数確保しており、今回はこのペダル用に選別したものを使用しました。

KCOD-1にはオリジナル同様「レイセオンRC3403」を使用。
近年どんどん見かけなくなってきた貴重なオペアンプです。外見は製造時期によってばらつきがあるようですが、今回使用したものはオリジナルに似ているものですね。

また、横に見えているトロピカルフィッシュもKCOD-1用。

上記画像の赤いコンデンサー(ASC製)もKCOD-1用です。

以前販売したものにはスプラグのブラックビューティーを使用していましたが、サイズ的に今回はそちらは使えなかったため、代替的にこちらのコンデンサーを使用しました。「なんと鳴く音が良さそう」というオカルト的な話です。

KCOD-1は今回ver2という立ち位置となっております。

ver1との違いですが、1では選べなかったトゥルーバイパスを選択できるようにしました。
筐体上面のトグルスイッチはバッファーのON OFFを切り替えます。

バッファーの種類は変更なく2種類ですが、そちらは内部のDIPで切り替えとなります。
基本的にはどちらも原音を損なわない自然なバッファーとなっています。

なおDIPは2つでひとつです。

1と2を上げてKモード。
3と4を上げてCモードです。

どっちもONでも音は出ます。

Recipe “79”に関してはあまり大きな変更はないですが、通常verとは異なるコンデンサーを一部で使用していたり、低音を若干カットしたりしています。この辺りの変更点は通常verでも今後反映するかもしれません。

オーダー品は特別塗装

今回オーダーいただいた分については特別な塗装を施しました。

販売について

Deserted Islandの販売予定台数は1~2台です。
販売ページには実際の販売個体を載せてあります。

販売価格は送料込み55,000円です。

なお筐体サイズが大きいことと特別はスポット生産ということもあり化粧箱がありません。
発送時は梱包用の箱のみとなります。

電源は必ずセンターマイナス9Vを使用してください。

9V以上を給電するとコンバーターが壊れます。

誤った電源入力による故障はサポート外です。
お気をつけください。

販売状況は商品ページをご覧ください。

リンク切れの場合は売り切れとなります。
ご了承ください。

※原則としてオーダーメイドは受け付けておりません。