『KCOD-1』
“KCOD-1″は、厳選したパーツのみを使用して製作する『Kimagure Pedals』のラインナップです。
外装違いで3台のみ販売です。

全てのオーバードライブの原点を再現
KCOD-1は1977年に発売されたオーバードライブペダルがベースとなっています。

サウンドの肝となるオペアンプはクアッドオペアンプを使用。
3台製作した内、2台は復刻モデルでも使用された『JRC 3403AD』を採用。
そしてもう1台は最初期ロットにのみ使用された『レイセオン製 RC3403ADB』を搭載しました。
クリッピングダイオードはオリジナルにも使用されていた『1S2473 』を使用しています。
オリジナルのペダルを踏襲したパーツセレクトにこだわりました。
こだわりのパーツセレクト

3台全てにNOSコンデンサー「SPRAGUE Black Beauty」を搭載しました。
さらに配線にはUSAクロスワイヤーを使用しています。(LED回路を除く)
また、3台中2台はDALE製抵抗のみ使用。(ハカランダモデル)
一般的な抵抗よりもグレードが高く、高品質なのが特徴です。
2つの伝説的なバッファーを搭載
KCOD-1はスイッチオンオフに関わらず常にバッファースルーとなっています。
バッファー回路は2種搭載しており、トグルスイッチで切り替えることが可能です。

◾️トグルスイッチ 上 “C-Type Buffer”
ローノイズなNPN型トランジスタを使用したバッファーです。
イギリス発のブティックペダルをベースとしています。
◾️トグルスイッチ 下 “K-Type Buffer”
TL072を使用したバッファーです。
繋ぐだけで音が良くなるとも言われています。
いずれもバッファーくさい音色ではなく、ナチュラルなサウンドです。
エフェクターの直列接続による音痩せ対策などに最適です。
貴重な天然木材”ハカランダ”を贅沢に使用

3台のうち、2台はトップに貴重なハカランダを使用しました。
ビンテージギターやハイエンドギターに使用されるハカランダ、正式名称「ブラジリアン・ローズウッド」はその希少性から国際的な取引に規制がかかっています。
今回使用した材は天神板材という材で、ヘッドトップに貼り付ける目的で製材されたものになります。
エフェクターなので木材にこだわる必要は全くないのですが、今回はプレミアムなペダルを作ることが目的のため、外見にもこだわりました。

1台はウォルナットの天然スライスウッドを使用し、アートワークをレーザーで刻印しました。
基本操作

バッファーバイパスのため、電源がないと音が出ませんのでご注意ください。
電源はセンターマイナス9Vをご使用ください。
販売情報
KCOD-1はKimagure Pedalsのラインナップです。
販売台数は3台です。なお次回入荷はありません。
販売価格 それぞれ送料、消費税込み
・ウェルナット外装 (JRC 3403AD) 16,500円
・ハカランダ外装 (JRC 3403AD) 19,800円 ※1
・ハカランダ外装 (レイセオン) 24,200円
各一台のみ。